2010年10月12日
ロシア海軍艦船「アドミラル・パンテレーエフ」の函館港入港反対!
ロシア太平洋艦隊所属のミサイル駆逐艦「アドミラル・パンテレーエフ」が10月15日から19日まで函館港に寄港する計画があることが明らかになりました。
ここ数年、北海道において、米国の艦船が小樽・石狩・室蘭・函館などの民間港への入港が繰り返され、7月には米海軍掃海艇「ガーディアン」が函館港に入港しています。
ロシア艦船の道内への寄港は、1991年の旧ソ連崩壊後、初めてのことです。
入港目的を「親善・友好訪問」としていますが、米国のみならずロシアの艦船の入港が繰り返されれば、商業港としての函館港のイメージの低下のみならず、商業港としての経済活動にも大きな支障が出る恐れがあります。
こうした度重なる艦船の入港は、民間商業港を準軍港化として固定化するとともに、地方自治体に対して軍事的な役割をなし崩し的に求めようとするもので断じて容認できません。
函館市側は、ロシア側に核兵器搭載の有無を照会し、搭載していないことが確認できれば岸壁使用を許可するとしています。
連合北海道と北海道平和運動フォーラムは、道南地域フォーラムなどとともにロシア艦船の函館港入港を許可しないよう函館市長に申し入れを行い、ロシアに対して入港中止を求める打電行動に取り組みます。自治労道本部も、連合北海道と道平和運動フォーラムに結集し取り組みます。


