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2010年10月08日

相談・援助“社会対話”が重なってディーセントワーク=世界行動デー

10月7日、札幌市・自治労会館で、「ディーセントワーク世界行動デー2010 in Sapporo集会」が開かれ、全体で約100人が参加した。

はじめに、主催者を代表して連合北海道の村田事務局長が「ふつうに働いて、ふつうに生活することが難しくなっている。政労使の対話・議論を深めて、日本そして世界のディーセントワークを深めていこう」とあいさつした。

続いて、講演「ディーセントワーク実現に向けて」と題し、加藤智章さん(北海道大学大学院法学研究科教授)が、ディーセントワークの視覚で見た社会保障について講演をした。加藤教授が、社会的な問題点を明らかにし、ディーセントワークの実現に何が必要かを学んだ。

ディーセントワーク実現のため、ILOが示す4つの戦略目標(仕事における権利・雇用・社会的保護=社会保障・社会対話)について、「これから重要になるのはいろいろなところへの相談・援助。“社会対話”が重なって、ディーセントワークが具体化していく。それがディーセント・ソサイエティ(社会)を実現していく」と話した。

また、講演後、協賛団体であるDPI日本会議の西村さんが「障害者は地域で孤立した生活をしている。相談制度から各取り組みへつなげていく」と述べ、「講演を聞いて、きちんと取り組むべき分野という認識をあらためて持った」と感想をのべた。その後、集会アピールを採択した。


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