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2010年06月05日

第4の琉球処分=日米安保を見直す6月アクション日本に米軍基地はいらない

6月5日、札幌市・教育文化会館で、「日米安保を見直す6月アクション日本に米軍基地はいらない」市民集会が、安保破棄北海道実行員会・ほっかいどうピースネット・北海道平和運動フォーラム主催で開かれた。


超田清和ほっかいどうピースネット代表が開会のあいさつをした。
続いて、沖縄に連帯する報告として、内山浩さん(北海道平和委員会代表理事)は、4.25沖縄県民大会の報告を、飯田晃さん(北海道平和運動フォーラム事務局次長)は、5.16普天間基地包囲「人間の鎖」について報告した。

講演では、知花昌一さん(沖縄県読谷村村議会議員)が、沖縄の現状について話した。
はじめに、沖縄を代表する楽器、三線(さんしん)を弾きながら、沖縄民謡の3つの歌を披露し、それぞれの歌にまつわる意味について説明した。歌の中に「焼け焦げた跡にも花が咲き幸せがくるのだろうか」「いくさを始めたのは誰なのか、人なのか神なのか」などの意味があることを話した。
また、今回の普天間問題について、「私は第4の琉球処分と思う。処分とは一方的に決着をつけること」とし、1879年の明治政府が、琉球王国を日本のものにして以来、今日までの琉球処分について述べた。また、「41市町村すべてが反対決議しているのにもかかわらず、これでもか、これでもかとの思いだ。沖縄の民意がはっきりしているのに5月28日の日米共同声明が強行された。琉球王国から130年間たたかいつづけている。そして、普天間問題では14年間たたかいつづけてきた」と話した。

さらに、「今まで積極的に基地反対を訴えられなかったのは、経済的依存度が高かったからだ。しかし、今ドルが安くなったり、観光収入が大きく伸び、基地をなくしても1万人以上採用できる試算だ」と述べた。最後に、「今まで日本という民衆が、実態として自民党政治を認めてきた。政治=日本民衆の意見の反映である。1%の沖縄市民に対し、99%の民衆が沖縄のことに一歩踏み出して考えてほしい。それが政治を変えることになる」と強調した。

集会終了後、ピースウォークを行い、市民に平和を訴えた。



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