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2010年05月30日

峰崎参議が語る民主党政権と日本の将来

自治労道本部組織内参議院議員である峰崎直樹財務副大臣は、5月29日、朝日新聞北海道支社と北海道テレビ放送が主催する『政権交代250日~民主党政権と日本の将来』にパネリストとして参加した。会場の札幌市・共済ホールには500人がつめかけた。

峰崎参議のほかに、北海道大学大学院の山口二郎教授、朝日新聞コラムニストの若宮啓文さんがパネリストに、朝日新聞ジャーナリスト学校事務局長の宮田健一さんがコーディネイターとなり、一部で鳩山の政策検証と政権評価。2部では政界再編と参院選展望について議論した。

峰崎参議は、民主党の成果と課題について「なぜ、民主党が誕生したのか。それは自民党の政治にNOを突きつける歴史的な政権交代だったが、どんな政権にしていくのかの議論がが不十分だった」と述べた。「しかし、野党時代に次の内閣で多様な人材をつくってきたことは努力のたまものだった」と強調。
また、財源問題、普天間問題、政治とカネ、などについて述べ、財政問題については、「1000兆円近くまで借金が膨らんだのは、自民党時代の減税に問題があった」と指摘、「減税の効果が上がらなく、消費がよりも貯蓄にまわすようになった。その意味で、子ども手当てが現金支給という方法では良くないのではないか」と考えを示した。
これからの公共投資で何に一番使うかについて、『教育と人材』であると述べ「誰もが教育をつうじて格差をなくすことができる」と訴えた。

山口教授は、「政権交代して良かったことを確認したい。日本の政治の中で『見えない壁が見えてきた。政権交代は『可能性の芸術』。政策決定の過程が見えるようになり、今までできなかったことができるようになり、相手にされなかったことが相手にされるようになった」と評価した。その上で、「ゴールを示していなかった。めざすもののメッセージがなかった」と指摘した。

くわしい内容については、6月5日の朝日新聞朝刊に掲載されるほか、5日の深夜HTBで放送される。


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