2009年03月10日
海上自衛隊ソマリア沖派遣の問題点=道平和運動フォーラム
3月25日、北海道平和運動フォーラムが主催する「海上自衛隊ソマリア沖派遣の問題点」の講演会が開催されます。
ソマリア沖への海上自衛隊派遣問題に対して、政府が自衛隊法に基づき海上自衛隊の護衛艦の派遣するための準備に着手したことから、自治労道本部は抗議打電、街宣行動などのとりくみをすすめてきました。
自治労道本部は、いかなる名目であれ、自衛隊のソマリア沖派遣に反対します。今回の派遣では武器使用も想定されており、憲法の禁じた海外での武力行使につながる恐れがあります。また派遣の根拠法は、内閣判断で自衛隊を出動させることのできる自衛隊法・海上警備行動であり、国会承認すら行われません。
しかし、政府自民党は、3月中旬にも海上自衛隊呉基地に所属する護衛艦2隻の出発を計画するとともに、海賊対策のための海上自衛隊派遣新法の検討もすすめています。
道フォーラムは、このような状況に対して、15年以上にわたって自衛隊の取材を続けている東京新聞の半田滋さんを招き、海上自衛隊のソマリア沖派遣の問題、自民党や防衛省の狙いについての講演会を開き、今後の反対運動につなげていきます。
■と き 2009年3月25日(水) 18時30分~20時00分
■ところ エルプラザ 3Fホール(札幌市北区北8条西3丁目)
■講演 「海上自衛隊ソマリア沖派遣の問題点」
講師 東京新聞社会部記者 半田 滋さん