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2009年01月28日

 「パラシュート降下訓練」反対!

陸上自衛隊第1空挺団の「北方積雪地演習」反対!
「パラシュート降下訓練」反対! 全道・十勝抗議行動

1月27日、陸上自衛隊第1空挺団(千葉県船橋市)は、十勝管内芽室町上美生の民有地で道内初の「パラシュート降下訓練」を一般公開をする中で実施した。

同団は防衛相の直轄部隊(中央即応集団)。道内で毎年行われている「北方積雪地訓練」の一環で、厳冬期の訓練を通じ対応能力を向上させるのが狙いであるが、民有地での降下訓練は全国的にも前例が無く、道内初の「民有地降下訓練」。

当日は、地元の平和運動フォーラム十勝ブロック協議会、連合十勝地域協議会をはじめ労組員・平和団体関係者ら100人余りが「民有地の軍事利用は許さない」「白銀の大地を戦場にするな」とシュプレヒコールなどで抗議行動を展開した。

訓練は風が収まるのを待ち、予定より約1時間遅れて午前10時半頃に開始した。
旋回する大型ヘリCH-47機二機(一機56億円)から隊員(155人中58人)が次々と高度340mからパラシュートを使って地上に降り立った。しかし、事前の中止要請で「携行しない」と説明されていた「小銃」を隊員が所持していたことが判明。

さらには、午前11時15分ごろ隊員1人の装備がヘリ後部に引っかかり、一時宙づりなるトラブルが発生した。

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平和団体の代表メンバーが「民有地で銃は持たないと」「安全の確保ができていない」と即時中止の申し入れ行い抗議行動を終了することとした。

自治労道本部は、今後も一層強化される軍事演習に強く抗議するとともに「集団自衛権」を許さず、憲法9条をはじめとする、平和憲法の改悪へ直結する「戦争政策」に反対する闘いをしっかり強化していく。

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