自治労介護労働ネットワーク

介護ワーカーサポートダイアル
0120-768-068

ホームページ  /  メール

ニュース写真 ギャラリー

最新ニュース

2009年01月21日

安心して暮らせる地域の保健医療めざして

1月15日~17日、いつでも・どこでも・誰でも・安心して暮らせる地域の保健医療提供体制の構築に向けて、徳島県で2009年度病院づくり・地域保健精神保健セミナーが開かれ650人が参加した。

冒頭、木村衛生医療評議会議長があいさつで、「今日の社会的状況は、派遣切りや非正規職員の首切りなど、企業の社会的責任はまったく果たされていない。小泉内閣時代の構造改革の失敗が明らかになった。それにもかかわらず、公立病院改革ガイドラインでは、効率と経済性のみを重視した経営改善で、公立病院の統廃合や民営化を助長している。まさに過去に例を見ない危機的状況の打破に向けて、情報と方向性を参加者が共有しよう」と訴えた。

引き続き、自治労本部・公立病院対策本部長の加藤副委員長が、この間の全国的公立病院対策についてのお礼と、今後の取り組み強化についてあいさつした。

さらに、徳島県立病院事業管理者の塩谷さんが「医療は地域にとって大切な文化。病院と住民が一体となり崩壊しつつある地域医療を守り育てていかなければならない」とあいさつした。

つづいて、松井衛生医療事務局長が基調提起で「地域の保健医療・自治体(公)立病院・組合員を守り、衛生医療評議会の不変的方針である『いつでも、何処でも、誰でも、安心して暮らせるまちづくり』に向けた運動の構築」を訴え「何より必要なのは、組織力量の強化・向上である」と強調した。

その後4分科会(①病院運営課題分散会 ②看護分散会 ③精神病院課題分散会 ④地域保健分散会)で講演や討論を行った。
分科会の詳細は、単組・組合員専用ページをご覧下さい。

今回のセミナーで、初の試みとして初日に、ナイトセミナー「病院財政」を実施し17県本部354人の参加で18時~20時まで行った。

最終日は、医師出身の民主党参議院議員の梅村議員が「私の考える保健・医療政策」をテーマに講演・意見交換を行った。

その後、徳島市内でデモ行進と街頭宣伝を行った。街頭宣伝では、自治労組織内議員で民主党衆議院議員の仙石議員、高井議員も駆けつけ、公立病院の存続と、地域医療の充実を訴えた。


Copyright © Jichiro Hokkaido. All rights reserved.