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2008年09月12日

北海道から政権交代ののろしあげ危機突破!

投機資金の流入などによる原油や食糧の暴騰が、道民生活や産業活動を直撃している。
いまこそ、道民の総意で実効ある原油、物価高対策の実現を求めていかなければならない。

9月11日(木)18時から、札幌市大通西8丁目広場で、道民生活、経済・産業危機突破北海道実行委員会が主催する『道民生活、経済・産業危機突破1万人集会』が開かれた。

集会には、来賓として道知事、札幌市長をはじめ、各政党から、全道民的な課題としてあいさつが述べられた。

実行委員会を代表して、連合北海道・髙柳会長は、「原油価格の高騰で、さまざまなところで深刻な影響がでており、個人で解決できない。問題解決の実現に向けて行政に訴えていく」と述べ、「流行語大賞になりそうな、福田総理の『あなたとはちがうんです』と現政権の責任放棄したことは許しがたいことだ!」と、強調すると会場から「そうだ!」の怒りの声が響き渡った。続けて髙柳会長は、「国民・道民の今の暮らし、将来の安心を担保することだ」と訴えた。


【画像】連合北海道・髙柳会長


高橋知事は、「この会場にお集まりの大勢のみなさんの切実な思いを感じる。私も同じ気持ちだ。石油の値上げは他の国民より切実と理解している。道としてできる限りのことをする。強く対策を実施したい」と述べ早々に退席した。

上田札幌市長は、同日行われた他会場で行われるシンポジュウム(この集会日程が決定前から決まっていた)に出席のため残念ながら欠席した。代理で小沢副市長が出席し、「札幌市では『元気がんばれ資金』『あったか応援資金』などで対策をしている。国が国民を守るためのしっかりした政策を打ち出すことが必要だ」とメッセージを読み上げた。

横路衆議院副議長も参加し「『しょうがないものはしょうがない』と何もやってこなかったのが今の与党だ。総裁選でも、まるで人ごと。自分たちがやってきた結果、金持ちのことしか頭にない国民のことなんか考えていない」と政府与党を批判し、「政策転換をはかり、生活第一に変える道しかない」と訴えた。


【画像】横路衆議院副議長

民主党・小沢代表は、「なぜ、こんなに痛め続けられるのか、自公政権は、国民生活を守るために何をやってきたのでしょうか?もう自公政権に任せておくことはできない。今こそ、国民のみなさんの意見を聞き、国民の生活第一、政治として国民の生活を守ることだ。税金のムダづかいをなくし、地方分権で自治体と住民にもどすことが再生の道だ」と述べ、「生活、労働、地域は政治を変えるしかない。北海道から政権交代ののろしをあげてください。みなさんの先頭にたって頑張る」と訴えた。


【画像】民主党・小沢代表

ほかにも、新党大地の鈴木代表、社民党の山口副代表があいさつした。自民党、公明党はメッセージのみとなった。

このあと、各団体から決意表明が行われた。

札幌消費者協会・橋本会長は、「私たちの家計が押しつぶされようとしている。灯油は『命の綱』だが、1年前の60%上昇している。投資家のマネーゲームで私たちが苦しんでいる。暮らしを守る運動していく」と決意を述べた。

道農民連盟の山田委員長は「農業では肥料が60%上昇し、値上げの分を払えば収入が0になる。生活ができなくなる」と切実な実態を述べ、「今日の1万人の参加者が、国民の声として広げていこう」と述べた。

退職者連合の渡辺会長は「後期高齢者医療制度は問題だらけの制度で姥捨山同然だ。その魂胆が許せない。次の総選挙では自公政権と決別しよう」と決意を述べた。

最後に、消費者・生産者など広範な道民の切実な声を政府にぶつけ、私たちの暮らしを脅かす危機を突破していこう、と集会決議し、札幌市内をデモ行進した。

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【画像】先頭左が三浦委員長



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