2008年09月02日
9月3日=勤労貧困層の解消に向けたシンポジューム
明日、9月3日13:30~、連合北海道主催の『勤労貧困層の解消に向けた新しい社会政策の実現をめざすシンポジウム』が開催されます。
「ワーキングプア」「日雇い派遣」「フリーター」「ニート」「ネットカフェ難民」etc、と言う言葉が日常的に用いられるようになったのは、小泉内閣の構造改革のもとでさまざまな規制緩和や自由化が進められて以降でした。
それらの政策は、バブル崩壊後の経済界からの強い要請によるものですが、その結果、パートや、派遣・請負など生活保護水準を下回る低賃金や有期雇用など不安定な条件で働く非正規労働者を急速に増加させました。
社会保障予算の削減によりさまざまなセーフティネットが減らされ、失業者や母子家庭の生活を一層厳しくしています。
連合北海道は、社会保障制度から排除されている、非正規労働者や長期失業者、貧困層の自立支援に向け、積極的雇用政策と新たな最低生活保障制度の構築をめざしている。
本シンポジュームは、学識者等による講演やパネル討論により、現代の貧困と社会政策について理解を深め、個人の尊厳が守られ連帯に基づく新たなセーフティネットと社会政策を展望します。
<勤労貧困層の解消に向けた新しい社会政策の実現をめざすシンポジウム>と き 2008年9月3日(水)13:30~16:30
ところ 札幌市・ホテルポールスター札幌 2階
内容
1.基調講演①「現代の貧困と福祉社会」 講師 山田昌弘さん(中央大学文学部教授)
②「連合がめざす新しいセーフティネット」 講師 小島 茂さん(連合総合政策局局長)
2.パネルディスカッション
◇パネリスト
山田昌弘さん(中央大学文学部教授)
小島 茂さん(連合総合政策局局長)
川村雅則さん(北海道学園大学経済学部准教授)
◇コーディネイター
松本 収さん(北海道地域総合研究所)