2008年07月07日
「G8サミット」NO!=私たちの世界をつくろうピースウォーク
本日7月7日から9日までの3日間、洞爺湖町でG8サミットが行われる。
サミットに先がけて、7月5日午後13時、札幌大通8丁目広場でチャレンジ・ザG8市民ピースウォークが主催する「チャレンジ・ザG8・1万人ピースウォーク」が行われ5000人が集まった。
G8諸国は、世界の政治及び経済に大きな影響力を持ち、同時に大きな責任を負っている。
しかし、現実には、G8首脳たちが、温暖化や貧困・平和・環境をはじめ、世界の多くの人たちの将来にかかわる問題を放置していると言っても過言ではない。
北海道が世界から注目されるこの機会に、平和・人権・環境問題の大切さを世界にアピールする場として、G8に挑戦し、私たちの世界をつくることを目的に、「核も戦争もない世界をつくろう」「世界から貧困と差別をなくそう」「子どもたちに緑の地球を残そう」をスローガンに13時から15時まで集会を行ったあと中島公園までデモ行進した。
30℃を越える炎天下のもと海外参加者も参加し、G8に疑問をもつスピーチや、唄や、踊りで暑さを吹き飛ばした。
北海道平和運動フォーラム・山田 剛代表は、「G8だけで、未来を決めることを許してはいけない、世界の人が思うこと、途上国の声を聞いた政策を施すべき、G8で決めることはナンセンス」だと述べ、「戦争は、人権侵害、環境破壊だ。核兵器をなくし、戦争と、紛争をなくそう。世界の恒久平和をめざそう」と話した。さらに「全国、全世界で多くの市民の力で地球を変えることができる、変えなくてはならない」と訴えた。
最後に、山田代表は会場の参加者に呼びかけ、参加者も山田代表に続いて叫んだ。
Peace !Yes We Can!
Change! Yes We Can!
G8Summit No!
平和を目的に行われているデモ行進には、デモ隊なみの警察、機動隊が動員され、異様な雰囲気につつまれた。