2008年07月28日
いま、障害者雇用を進めよう!
障害者施策の基本的視点は、本来、障害の有無に関わりなく誰もがともに学び、ともに育ち、ともに暮らし、そして、ともに働くことが「ノーマル(普通)」であるとする「ノーマライゼーション理念」に基づくものである。
また、この理念では、「障害者や高齢者といった一部の人びとを排除する社会は、弱くもろい社会であり、文化的に低い社会である。」としている。
しかし、これまでの社会は、障害のある人が、障害のない人と同様な機会を保障されてきたとは言えない。そこには、障害者の社会参加を阻む多くの障壁が存在している。
こうした障害者の現状を変えるための国際的なルールである「障害者の権利条約」は、今年5月に発効し、現在、日本政府は、この批准に向けた作業を進めている。
北海道議会においては、障害児・者が暮らしやすい北海道づくりをめざす条例を策定するための議論が始まっている。
本フォーラムでは、こうした現状を踏まえ、障害者にとって大きな課題のひとつである、「雇用・労働」について障害者を取り巻く現状と課題を検証し、ともに働く職場や地域づくりを進めるために、いま、私たちは何をすべきか、何ができるのか、ともに考え行動してくことを目的として開催する。
と き 2008年 8月 3日(日)13:00~15:30
会 場 ライフォート札幌 ライフォートホール
定 員 500人(定員になり次第、締め切ります。)
プログラム
記念講演:千葉県の障害者差別をなくす研究会に企業として参加して
大里綜合管理株式会社 代表取締役社長 野老 真理子 氏
(千葉県障害者差別をなくす研究会委員)
シンポジウム:障害者雇用を進めるために
シンポジスト
社会福祉法人 北海道光生会統括施設長
高橋 一裕 氏
NPO法人 札幌・障害者活動支援センターライフ
事務局長 石澤 利巳
北海道中小企業家同友会札幌支部
障害者問題委員会副委員長 佐渡 康則 氏
((株)北海道ビジネスアカデミー専門学院 代表取締役)
連合北海道組織労働局長 松浦 俊一
コメンテーター
大里綜合管理株式会社 代表取締役社長 野老 真理子 氏
コーディネーター DPI北海道ブロック会議議長 西村 正樹