2008年07月10日
政治の力で医療制度変えよう=ナースアクション
7月5日、富良野市・ふらの広場で「北海道医療2008ナースアクション全道総決起集会」が行われ、自治労や、加盟民間病院組から70人が参加した。
主催者を代表し、渡部議長はあいさつで「各地域で連合北海道に結集する地域医療を守る取り組みについて北海道医療からも積極的な取り組みお願いしたい。今後は民間医療機関を標的にした攻撃がされてくる、また衆議院選挙が近々に予想されることから医療制度改悪は選挙で打破していかなければならい」と話した。
来賓の、自治労衛生医療評議会木村議長は「看護師の需給状況と看護師の要請について医療労働者が声をあげ、看護師の増員を求めていかなければならない」と述べた。
各地区医療(上川・十勝・道南・胆振)の情勢報告があり、「富良野地区の医療情勢」をテーマに、横山久仁雄富良野市会議員が富良野の医療情勢と介護事情について話した。
横山さんは、「20年前に富良野協会病院が3億円の負債で病院存続の危機にあった時、自分たちの生活、患者のための医療について住民と議論し、患者をしっかり守っていこうと365日の救急、時間外も行なってきた。ピンチをチャンスに変える、世論を変えることが必要だ。医療制度・問題は医療従事者だけでは解決できない。政治にゆがめられた社会を変えることができるのは、政治の力でなければできない」と話した。
「看護師から見た問題・町立病院では」をテーマに、竹末真美自治労道本部衛生医療評議会副議長が「組織として制度や法の整備を私たちも学習していかなければならない。私たちは看護協会という職能団体を通じて意見を反映させることができる。パワハラがないような職場の民主化を!患者や患者をとりまく、今いる職場を愛することが必要だ」と訴えた。
集会宣言を採決し、富良野市街で市民にティッシュを配布し、アピール行動を行った。