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2008年06月23日

自立援助ホーム「ふくろうの家」=児童福祉の谷間に光を

自立援助ホーム「ふくろうの家」に、都市連絡会議交流集会・保育分科会が訪問しました。

2008年6月20日、函館で開催された都市連絡会議交流集会の保育分科会で、児童福祉をより深く学ぶため、自立援助ホーム「ふくろうの家」を訪問しました。

「自立援助ホーム」とは、なんらかの理由で家庭にいられなくなり、原則として15歳から20歳までの青少年達に暮らしの場を与える施設です。ふくろうの家では、現在、6人の青少年がくらし(他に1人出稼ぎ中とのこと)、幸い、全員が就労しているとのことです。入所期間は半年から1年と定め、なんとか自立の道をめざしています。北海道・東北では唯一の施設です。

対応していただいたホーム長の高橋一正さん(元児童自立支援施設職員)は、「ただでさえ中卒という言葉が死語になる中、職場や生活場面でも困難をかかえ、社会適応に難しい面を抱えているため就労に苦労している。派遣など、労働者を大切にしない社会の中、そのしわ寄せが集中している」とし社会の理解を強く求めました。

参加者は、帰る場所、居場所がない青少年の最後の砦として、札幌を含め全道に広げていく必要があるとの認識を強めました。


【画像】自立援助ホームについて熱く語る、高橋ホーム長


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