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2008年04月15日

圧倒的多数の労働者で団結して闘う!=髙柳会長

「財界さっぽろ」が、創刊45周年を記念し、連合北海道・髙柳薫会長をゲストにトークイベントを開催した。

このトークイベントは、4月15日17時45分から、紀伊国屋書店・札幌本店の1Fインナーガーデンで、「給与を上げて北海道を元気にしょう」をテーマに約1時間、司会者と髙柳会長の対談形式で行われた。

髙柳会長は、自身が労働組合に入った経過から話し始め、「30数年労働組合運動に関わり今日に至った」と述べ。昨年から連合北海道会長になり「北海道の労働運動の舵取り役をするのか、と腰が引けたが自分の力を省みず引き受けた」と謙虚に語りながらも、圧倒的多数の労働者の先頭に起つ闘志を覗かせた。

産別や、地域で解決できない課題の取り組みについて、労働組合がなかった「木の城たいせつ」の500人の組織化の例をあげて連合運動を紹介した。さらに、労働組合の組織率にもふれ、若者や女性の参画、非正規労働者の組織化・底上げの取り組みなどについて話した。

春闘については、「賃金改善、個人消費を軸にした経済を意識し闘っている」と述べ、「使用者側は、働くものに何を期待するのか、何を引き出していくのかという能力がなくなっている」「働く側も、賃金労働条件を主張すべきだ」と話した。

ワーク・ライフ・バランスについて、「仕事をして、家庭生活があり、地域での活動など、かつてあったものが仕事に追われ失われている。」とし、「だまっていたら何も変わらない。圧倒的多数の労働者で団結して闘うことが必要。企業は、目先の利潤だけでななく社会的責任を果たすべきだ」と話した。

このトークイベントは、明日の、石屋製菓の前社長である石水勲さんをゲストに行われ終了する。
同時開催で18日までの期間、午前9時から午後8時まで「財界さっぽろに登場した人たち」のパネル展が行われている。



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