2008年02月27日
「プリンスホテル使用控えよう」 連合が呼びかけ
2月2日に開催が予定されていた日教組の第57次教育研究全国集会(全体会議)が㈱プリンスホテルの一方的な会場使用契約の解除により、中止に追い込まれました。
㈱プリンスホテルは右翼による妨害行為について事前の説明が不十分であったことを契約解除の原因としてあげていますが、東京高裁は1月30日に日教組の会場使用を認める判決を出しており、㈱プリンスホテルはこの司法判断をも無視するかたちで契約を解除しています。
連合は㈱プリンスホテルのこうした姿勢に強く抗議するとともに、当面の間、プリンスホテル系列のホテル施設(資料3)の使用を控えることを2月15日の第5回中央執行委員会において確認しました。
このようなことから、自治労本部も連合の方針を踏まえ、2月25日の第14回中央執行委員会において、当面プリンスホテル系列のホテル使用を控えることを決定しました。
右翼団体の圧力に屈すること、憲法で保障された集会・結社の自由が侵害されることは労働組合として当然、看過できる問題ではありません。
こうした要請を踏まえ、道本部としても今後の使用を当分の間控えることとしました。