2007年11月07日
◎給与削減で庁内放送=高橋知事
昨日午後3時、知事が庁内放送で、道の「9%の給与カット」について、職員への理解を求めた。しかし、知事は「「2年限りの措置」とした約束が履行できなかったことについては「道政の最高責任者として極めて重く受け止めている」としただけで、責任の所在や謝罪の言葉すら明確にはしなかった。財政の見通しが甘かったではすまされない。
組合員のほとんどは、2年で終わりと認識していた。このため怒りや落胆の声があちこちで聞かれた。2年間というから我慢してきたのに「これでは、なんでもありだ」「選挙公約違反だ」「約束がいとも簡単に破られてしまった」「まったく誠意が感じられない」
また、大学生をかかえる組合員からは「9%はほぼ授業料に匹敵するんですよ」と漏らし、家庭生活への影響を心配、提案の撤回を期待した。
全道庁は、不当な提案だとして、知事の責任と提案撤回をもとめて、たたかうことを表明している。