2007年04月11日
統一選の前半 = 道議と札幌で躍進するも 知事は及ばず
知事選を頂点とする統一自治体選挙の前半戦は、4月8日に投開票が行われ、知事選は民主党・連合などの推薦した荒井聡さんが現職に及ばす、道政の奪還はならなかった。
格差の解消や北海道の再建を訴える荒井聡さんは、知名度をバックに徹底したイメージ戦略で、具体的な政策論争をかわし続けた現職に及ばなかった。
道本部も、この結果を道民の選択として重く受け止めつつ、「道民のための政治」実現のため、政策への提言や要求などの取り組みを強めていく。
道議選では、推薦した42人(無投票含む)が当選、各地で自民系のベテラン議員を退けるなど、得票率を伸ばし、現有議席を大きく増やした。
また、同日行われた札幌市長選では、上田文雄さんが大差で新人を破り、2期目の当選。市議選でも与党会の議員が21人当選、自民党系会派と拮抗する勢力となった。
こうした、道議選、札幌市議選での民主党・連合系議員の躍進が、知事選へ結びつかなかったことは非常に残念であり、道本部としてしっかりと分析を行い、引き続く統一地方選挙の後半戦、そして夏の参議院選へとつなげて行くことが必要だ。



