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2007年03月05日

「未来へ伝えるべき炭鉱の遺産」 炭鉱(ヤマ)ナビ設立総会

炭鉱遺産の歴史的な価値を見直し、地域の活性化などに役立てようと、元炭労(日本炭鉱労働組合)の組合員を中心に、「北海道炭鉱遺産ファンクラブ(通称:炭鉱(ヤマ)ナビ)」を立ち上げ、3月3日に150人が参加し設立総会を開いた。

炭鉱ナビ総会画像
〔画像〕ヤマのにぎわいを伝える「夕張太鼓」の勇壮な響きで始まった総会

記念講演で札幌国際大学の吉岡宏高助教授は、「炭鉱には暗いとか、過去のものというイメージが付きまとう。」としながら、「炭鉱遺産は、消し去りたい記憶ではなく、そこにしかないもの、誇りにすべき歴史として見直し、観光や教育などに活用。未来へ伝えていくべき。」と話した。

初代の会長に選任された渡辺健一さんは、「医療、教育そして雇用と、地域で暮らす基盤が崩されようとしている。」として、「特に厳しい旧産炭地域を、ささやかでも支えていこう。と、設立したのが炭鉱ナビ。」と説明、「北海道の経済を支え、歴史を作ってきた産業の記憶をきちんと守っていこう。」とあいさつした。

炭鉱(ヤマ)ナビには、会の趣旨に賛同する人であれば誰でも入会できる。個人の正規会員の会費は年2千円。

炭鉱ナビ総会画像
〔画像〕会場には元炭労の組合員など150人がつめかけた


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