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2006年10月02日

「すべての人に公正な労働」 道本部大会で新執行部を選出

道本部は、9月27、28日に、ポールスター札幌で第47回の定期大会を開き、代議員など740人が参加、道本部の提案した方針への質疑討論などを行い、新しい執行部体制を承認した。

道本部大会画像
〔画像〕07年度の道本部方針を議論した定期大会

大会では、大場博之執行委員長が「拡大する格差社会で、何より求められるのは、未組織や弱い立場で働く人を含め、公正な労働基準を確立すること。」として「道本部も、公共サービスを担うすべての労働者の組織化と、同時に労働条件の改善や公共サービスの質を高める運動を進める。」とあいさつ。

方針などへの質疑討論では、31人から発言があり、「合理化、民営化で組合員は減少、結果として劣悪な労働条件で働く人が増加。」「都市へと富が集中する一方で、地方が切り捨てられている。」など格差社会を象徴する意見が多く出された。

また、公共民間の仲間からは、「雇用不安に多くの組合員が直面している。」として、「労働組合の存在を知らない仲間に、自治体の単組からも声をかけてほしい。」と、組織拡大の必要性を求める発言がされた。

執行部からは、「公共サービスを誰が担うか。ではなく、どう提供されるのかという視点が大切。」として、「その上で、安心して働ける職場を作っていこう。」と答弁。

組織の強化では、「各地本・単組と協力して未組織の仲間へ呼びかけていく。」とし、併せて道本部の組織に関しても、「現状を認識し、道本部の運動全体を前進させる議論をしていこう。」と訴えた。

続いて大会では、道本部の提案した方針などを、賛成多数で承認、髙柳薫執行委員長をはじめとする、新執行部の選出を行い、大会を終えた。

道本部大会画像
〔画像〕道本部の提案した方針と、髙柳執行委員長など新執行部を選出


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