2006年02月23日
「米軍の千歳移転を拒否」 後志地本の青年部が署名託す
後志地本の青年部は2月12日、在日米軍の千歳移転に抗議する署名を、鉢呂・逢坂両衆院議員へ手渡した。
〔画像〕逢坂衆議に署名を託す阿久津さん(岩内町職)、小林さん(赤井川村職)
沖縄の米空軍嘉手納基地からF15戦闘機訓練の一部を千歳に移転・分散させるとする在日米軍再編の中間報告が出され、道本部青年部では全道で署名行動を展開、5500筆を集めた。
地本の阿久津青年部長は「基地問題の解決は、米軍基地の整理縮小、最終的に米国へ移転・撤収するという『当たり前』のことだ。」として、「今回の移転問題は、沖縄の問題を北海道へ転嫁するだけのもの。」と、国への働きかけを強く求めた。
逢坂議員は「沖縄の住民と対話し、市街地で軍用ヘリが飛び交う姿を見てきた直後に米軍ヘリの墜落事故があった。」と述べ「安全のあり方には疑問を持っている。」として、国政へ反映させていくことを約束した。