2005年11月24日
「脱原発」 運動を全道へ! 20年目の「幌延デー集会」
20年の節目を迎える「幌延デー北海道集会」は、11月23日、みぞれ混じりの冷たい雨の中、全道から1500人が参加し開かれた。
今年は、建設中の深地層研究センター掘削土からの有害物質検出や、それにともなう住民無視の姿勢など、地域住民や周辺自治体の不安が増大するなかでの集会となった。
集会では、地元での取り組み報告や各団体などからの決意表明の後、スローガンと集会決議を採択、脱原発・脱プルトニウム社会の実現に向け、幌延とその周辺にとどまらず、全道的な運動として継続していくことを全体で確認した。
集会に続いて、悪天候の中、また過剰な警備が行われた幌延町内をデモ行進し、集会を終えた。
〔画像〕「厳重な警戒」の中で行われた幌延町内のデモ

また、集会に先立ち、幌延町公民館で「幌延町の隣接議員と幌延対策委員会との懇談会」が行われた。
懇談会では、昨年以降の経過が報告がされ、続いて幌延町と周辺自治体の議員が、各団体の活動の現状と課題を報告、今後の具体的活動の推進を全体で確認した。
議論では、20年目を迎えた運動の、歴史と経過をまとめた資料整備の必要性などが意見として出された。
〔画像〕脱原発社会の実現に全道的な運動として継続を確認した



