2005年11月17日
「誠実な労使交渉求める」 道本部が副知事へ申し入れ
11月16日、大場委員長をはじめ道本部5役が道庁を訪れ、山本副知事に申し入れを行った。
大場委員長は「05賃金確定の課題について、地公三者共闘として交渉を行ってきたが、給与制度の見直しなどは、拙速に条例化すべきでない。」とする申し入れ書を山本副知事に手渡した。
〔画像〕副知事に申入書を手渡す大場委員長

続いて、高柳書記長が「労使交渉に対する道の姿勢は、市町村の模範となるべきものであり、条例化を強行すれば市町村への影響が大きい」など申し入れ事項3点を説明し、副知事の見解を求めた。
副知事は、「労使交渉は、当然に道として規範となるよう、きちんと行うという基本認識である。給与制度見直しは、十分協議し、条例提案するのでご理解いただきたい。」として、『給与制度の見直し』は依然として条例提案に、こだわる回答に終始した。
このため大場委員長は、あらためて「誠実な労使交渉を行うのであれば、時間も短く、合意は難しいのではないのか。」とし、「不十分な協議で実施すれば、市町村もあとに続き、労使関係が根底から覆される。」また、「国も制度の詳細が定まっていない。北海道が先行するのは拙速ではないか。」と指摘し、副知事への申し入れを終えた。
〔画像〕「不十分な協議で条例化は拙速」副知事へ申し入れた




