2005年08月30日
日本の今と未来に もっと大切なことがある=衆院選が公示
〔画像〕 さあ、政権交代へ = 12日間の選挙戦始まる
第44回衆議院議員選挙 道本部アピール
第44回衆議院議員選挙は「公示日」を迎えた。
小泉首相は、国民の優先課題ではない「郵政民営化」を自己の政治目標というだけで、議会採決を無視し、権力を振りかざすように衆議院解散・総選挙を強行した。
世論調査においても、今回の総選挙で国民が一番望んでいるのは「郵政民営化」ではなく「社会保障制度改革」であることが明らかになっている。
小泉政権がこの4年間で進めてきた政治は、さらなる貧富の差を生み出し、生活不安が増大し続ける大多数の国民と、そこに一部の勝ち組が存在するという格差社会を際だたせる結果となった。
多くの国民が抱えている不安感のさらなる増大が「社会保障制度改革」を一番に掲げる要因になっているのである。
〔画像〕 日本の今と未来に、もっと大切なことがある!
今や自民党は、各種改革や政治課題の行き詰まりを「郵政民営化」と自民党の内紛劇で覆い隠し、政策議論ではなくこれまで同様の小泉パフォーマンスでしか国民に訴えることができない末期的状態となっている。
しかし、そんなパフォーマンスに騙されてはならない。
これまでの自民党政治が生み出した「政策失敗のつけ」を国民と地方に押しつけ、さらには将来への不安、平和に対する不安など、国民の声を一切聞こうとしない小泉政治に断固とした反対の声を、この総選挙において突きつけなければならない。
今こそ政権交代を実現させ、ヒトに優しい社会づくり、中央の管理下ではない、本物の地方自治を作り上げよう。
2005年8月30日
自治労北海道本部
執行委員長 大場博之