2005年08月04日
「最終交渉まで全力」 公務員連絡会が第5次の中央行動
公務員連絡会は、2005人勧期闘争最終盤の8月2日、第5次中央行動を行った。
今回行動は、7月22日の第4次中央行動で、さらに行動を強化する必要があるとの認識に基づいて実施されたもの。
〔画像〕全国から3000人が参加した第5次中央行動
連絡会の各構成組織は、この中央行動に合わせて職場集会や人事院への要請打電など、第4次の全国統一行動も行った。
この行動を背景に行われた書記長クラスと給与局長との交渉では、
①一時金は微増となるものの本年の官民較差がマイナスとなること
②地域給与・給与制度見直し勧告・報告は行うことを前提に最終作業を行っていること、
などの厳しい回答が示された。
これに対し公務員連絡会は、最終の総裁交渉で要求を踏まえた誠意ある回答を示すよう、強く求めた。
午後3時から日比谷大音楽堂で開かれた中央決起集会には、全国から3000人が参加した。
主催者を代表して挨拶にたった丸山議長は「人勧期の取り組みが最終局面を迎えているが、人事院は今年地域給与や給与制度見直しの勧告を行う決意を固めている。」
「勤務実績反映の給与制度の問題をはじめ、多くの課題についてわれわれ側の闘う決意としっかりした対応が求められている。公務員連絡会は、総裁交渉のギリギリの段階まで人事院の誠意ある回答を求めてがんばる」と、決意を述べた。
このあと参加者は、人事院前に場所を移して交渉支援行動を行い、人勧期最後となる怒りのシュプレヒコールをあげた。