2005年06月23日
「女性の課題、組織全体で考えよう」 足寄町職で女性集会
育児休業に関して話しをするため、今年で24回目になる足寄町職の「女性集会」におじゃました。
今回は隣の本別町職や全林野、北教組、JPUからも参加があり、会場の足寄町民センターには約60人が集まった。
〔画像〕足寄町職の女性集会(画像ちょっとピンぼけですいません・・・)

女性部長の渡部さんは「2年前に自分も3ヶ月育児休業を取った。子供の預け先に困ってのこと。」とし、「病休にしても介護にしても、制度はもちろん職場の理解が不可欠。取る人が遠慮しないですむ職場をつくっていこう」とあいさつした。
足寄町職の寺地委員長は「共働き職員への攻撃は、女性を労働者として見ていない証拠」と述べ、また「機構改革では結局欠員を補っているのは、若い職員。弱い部分にシワ寄せが行くのは政府のやり方と同じ」とし、「女性の問題も単に女性部が考えるのではなく、組織全体で取り組む必要がある」とあいさつした。
これに続き、道本部から育児休業に関して講演を行い、「女性が育児を担おうとする優しさが、案外、男性の育児の機会を奪っているのでは」とし「女性の側も思い切って、男性に任せる意識も必要では」と述べた。
また、男性の育児休業取得に関しては「組織の大きさや仕事の違い、取れない理由は、いくらでもある。思い切って、取ることを決め行動していくことが大切」とした。

