2005年06月17日
「安心安全の公共サービス守ろう」 公務労協の北海道集会
格差拡大の小泉構造改革に反対し、公共サービスの確立を求める北海道集会が、6月15日、札幌市内のかでる27で開かれた。
道内の国家公務員や地方公務員の組合でつくる公務公共サービス労働組合協議会(議長・星全開発委員長)が主催し、組合員約300人が参加した。
〔画像〕情勢を報告する公務員連絡会 丸山議長

集会では、中央の公務員連絡会・丸山議長が人勧期をめぐる情勢に触れ、5月18日の人事院「措置案」は「これでやるというサイン」であり強い決意の表れと見ておく必要があるとの見方を示した。
また、連合の民間組合にも公務員賃金について理解が十分でない現実があるなど、環境は非常に厳しい、と述べた。
当面「2005骨太方針」では人事院勧告制度を否定するような決定を行わないよう経済財政諮問会議の関係閣僚に申し入れを行っているので、職場・地域からも取り組みを強めてほしいと訴えた。
集会はこのあと、北大の宮本教授の講演に続き「小泉改革は公正な社会と安心安全の公共サービスを破壊している」とする集会決議を採択した。
〔画像〕公共サービス確立を求める集会に300人



