2005年05月20日
「伝えることの大切さ学ぶ」 全国情宣セミナーに300人
北海道で始めてとなる全国情報宣伝セミナーが、5月18日から3日間の日程で札幌のかでる2・7などを会場に開かれた。
同セミナーは、組合の機関紙づくりの実践を学ぶ場として毎年開かれているもの。
〔画像〕情宣セミナーに全国から300人
初日はあいさつに続き、北海道新聞社の小野秀司編集委員が「ネット時代の活字メディア生き残り術」として、北海道警察の不正問題での報道を通じ、ネット時代になり「構造不況業種」といわれる新聞の存在意義を、自ら問い続けたいきさつを講演した。
〔画像〕講演する北海道新聞の小野編集委員
小野さんは「新聞の再生には、世の中の誤りを伝えることが必要」とし「過去の戦争への雰囲気も新聞が作った。単純で分かりやすい言葉が受ける現在はその状況に似ている」と述べ「読者の『受け』は悪くとも『難しい』報道を続けていく」と話した。
2日目からは7つの分科会に分かれ、記事の書き方や見出しの付け方、写真撮影など、それぞれ伝えることの大切さと、実践を学んだ。
〔画像〕7つの分科会に分かれ実践
また、平行して行われた「情宣学級」は、初日も朝9時から夜は10時まで3日間の厳しい日程で、「読み手に伝わるものづくり」を身につけた。
〔画像〕写真撮影の分科会にて。
「まだまだ勉強が必要なようで・・・」(参加者談)