2005年04月28日
「全道の仲間と共に」 旭川福祉事業会で組合を結成
自治労旭川福祉事業会ユニオンの結成大会が、4月26日、旭川市のかみかわ荘で開かれた。
2000年12月から同事業会の経営する老健施設「ひだまりの里(東川町)」の職員有志が、利用者の処遇改善や嘱託職員との賃金格差解消、管理職の責任の明確化などを求め、道本部の福祉ユニオンに労働相談を持ちかけていたもの。
〔画像〕 利用者の処遇改善、賃金格差解消などの取り組みを確認
この日までに12人が組合加入を決意し、結成大会を迎えた。
大会では、上川地方本部の難波委員長、東川町職の小松委員長から、それぞれあいさつを受け、結成に至る経過や規約、役員などを確認した。
委員長に選出されたひだまりの里分会の小川征一さんは「ご利用者の処遇改善を第一に、全道の仲間と共に実現をめざす」と決意を述べた。
また、翌27日には、旭川福祉事業会へ組合結成の通知と団体交渉開催の要求書を提出した。
同ユニオンは道本部の福祉ユニオンに所属し、働く者の立場から利用者処遇の向上や働きやすい職場づくりなどをめざし、全道の仲間と共に取り組みを進めていく。
〔画像〕 全道の仲間と共に実現めざす