2004年12月01日
活かそう憲法9条 「九条の会」講演会
11月25日、札幌市民会館で、九条の会が主催する「憲法9条、今こそ旬」札幌講演会に3000人を超える参加者が集まった。
九条の会は、憲法改正の幅広い反対運動を起こそうと、井上ひさし氏(劇作家)、梅原猛氏(哲学者)、大江健三郎氏(作家)ら9人が呼びかけ人となり、全国で講演会を行っている。
本講演会では、奥平康弘氏(憲法学者)、小田実氏(作家)、鶴見俊輔氏(評論家)の三人が講演した。
講演で奥平さんは、「現実に合わせて憲法を変えようとする現実主義が流行っている。ここまで来たら反対してもしようがないという現実主義だ。今問われているのは、積極的に憲法9条をどう活かすかだ」と訴えた。
小田さんは「民主主義と平和主義を結びつけたのが日本の憲法。前文は、国連が出せなかった世界平和宣言だ。世界とアジアの未来のためにも憲法が大事だ」と訴えた。
また鶴見さんは、子どもの頃アメリカに渡って勉強してきた中で経験した、第二次大戦中のアメリカ民主主義を例にとり「戦後60年かかってアメリカは全体主義の国になってしまった。一人になっても憲法を守っていく」と話した。


