4月末で退任することとなった、高尾弘明赤平市長(組織内)が来局しました。
高尾さんは、「平成15年に自治労の推せんをいただき、赤平市長に就任した。4月30日で任期満了を迎える。4期目に挑戦した人もいるが、任期的に私は3期12年がちょうどいいものと思っている。体調の問題もあり今期で退任させていただくこととなった。旧産炭地なので財政的にいろいろな問題が発生し、給与削減など職員には大変ご苦労をいただいたが、任期中の今年4月から削減のない給与に戻すことができた。多額の不良債務を抱え課題だった病院も病棟を縮小するなど健全化を進めた結果、不良債務を解消し、単年度の経常収支が黒字となった。今年4月からは新しい入院病棟もオープンした。財政再建の課題がひと段落したので、バトンタッチするにはいいタイミングと思い退任を決断した。自治労のみなさんには大変お世話になった。組織内首長らしきことはできなかったと思うが、常に自治労組織内としての気持ちを持って職務にあたってきた。退任後は地元にとどまるので、静かに自治労のみなさんの動きを見守る。後任の組織内首長を出したかったが、いろいろな事情があり出せなかった。いずれ若い方が育ってくるのでそういう時期は必ずくる。」と述べました。