1月27日、地公三者共闘(全道庁労連・北教組・道本部)は、札幌市・道庁東側前庭で「全道昼休み総決起集会」を開いた。
地公三者共闘・千葉議長(全道庁労連委員長)は、「いよいよ最大の山場をむかえた。給与制度の総合的見直しは、地方との格差拡大につながる。地方公務員にとっては単なる賃金引き下げにほかならない」と強調したうえで、「独自削減は16年にわたり進められている。引き下げが強行されれば、道職員だけでなく、市町村や地域の民間労働者にも影響する。高橋知事は、4選の出馬表明で、『道財政の立て直しは一定の成果が出た』と発言した。ならば、即刻独自削減を停止べきすべき。最後まで、組合員の生活守るため最後までたたかう」と決意を述べた。
集会には連合北海道・渡辺副事務局長、民主党・道民連合の市橋道議、広田道議らが激励に駆けつけた。
決意表明では、北教組小樽支部の細田さんが、「16年間もの長い間、独自削減で道財政に充分貢献してきた。もう止めてほしい。給与制度見直しはまったく論外。各県の動向を調べたが、一般職まで独自削減している県は、北海道を入れて4県だけ。独自削減・給与制度の総合的見直しの二重削減は地方を破壊してしまう。地方を破壊するような知事は失格だ。絶対に許さず、最後までたたかう」