今朝の新聞各紙を見ると、同じような見出しがおどってる…「自民300議席超」。有権者は、「そうか自民か!」と大きなところに流れて行きやすい傾向にある。その流れを誘導するような「そんな見出しでいいのか!」と報道側に抗議したいところだ。
いまのところ、投票先を未定とする人は、半数いる。望ましい選挙結果は「与党と野党の勢力が伯仲する」とする回答も過半数を占めているのにこの見出しには驚きだ。安倍政権に不満を持つ人はたくさんいる。人々の安心と安全を考えると、その見出しは「半数は態度未定、投票に行こう!」だろう!
安部自公政権は、アベノミクスで格差を増大し、昨年末の「特定秘密保護法」の強行採決、忘れもしないし許せない7月1日の「集団的自衛権の閣議決定」、どんどん進めようとしている「原発の再稼働」。どれもこれも許すことができない政策ばかりだ。
働く者の立場で言えば、「労働法制の規制緩和」は臨時国会で「改正案」を断念したが、今回は断念しただけだ。その内また出してきて働く者を苦しめるのだ。
それに安部首相は、「賃金は上がっているんです!」と大きな声で叫ぶが、地方公務員にも強要する「給与制度の見直し」でむしろ下げようとしている。
最終的な選挙結果は、投票先未定とする人の動向が焦点だが、無党派層は自民の政策を良いと思っていないのに、世論調査ではなぜか投票先は、2012年の選挙よりも自民に!と思っているようだ。テレビで見る街の声は、「選挙なんて興味ない」「行ったって、行かなくたって同じでしょ!」といったものだ。
でもそうじゃない。まずは、投票場に行って投票しないことにははじまらないし、何も変わらない。民意を問うというより、民意が試されているのだ。
期日前投票は昨日3日からはじまっている。となりの人、身近な人、家族、みんなに声かけあって「投票に行こう!」。一強にNOだ!
選挙区は、自治労道本部組織内をはじめとする推せん候補名を!比例は民主党だ!
【H.T】