自治労は、労働災害の多発が懸念される年末年始の繁忙期である12月に、清掃職場の死亡災害・労働災害の一掃に向けた職場集会を毎年実施してきました。2008年度からは、現業(現場)全体の労働安全対策の充実に向け、「現業職場からの労働災害を一掃するための職場集会」とし、取り組みの強化をはかることとなりました。
これまで集会に取り組んできた清掃職場については、引き続き集会の実施をお願いいたします。

集会は始業時職場集会とし、全国の現業職場で一斉に開催して組合員の安全に対する意思統一を行うようお願いします。当局に対しては事前に協議の上、その開催の必要性(労安の問題を労使間で共有すること)を確認し、当局の責任で実施させてください。

清掃以外の職場につきましては、①可能な限り集会の実施を追求する、②集会実施可能な状況づくりに向け当局と連携した時間内の学習会を開催する、③単組の現業評議会による時間外の集会を実施する、④その他職場の実態にあわせ労働安全衛生活動推進と当局・組合員の意識向上に向けた取り組みを追求するなど、各職場の創意・工夫による取り組みをお願いいたします。(11月14日付発文予定)

1.集会統一開催日    2014年12月1日(月)

2.行動内容

(1)始業時職場集会を当局責任で実施する。なお、集会の実施について当局とのトラブル発生が危惧される単組は本部に指令要請を行うこととする。

(2)清掃職場以外で、集会実施が現実的でない職場については、①可能な限り集会の実施を追求する、②集会実施可能な状況づくりに向け当局と連携した時間内の学習会を開催する。

(3)単組の現業評議会による時間外の集会を実施する。その他職場の実態にあわせ労働安全衛生活動推進と当局・組合員の意識向上に向けた取り組みを追求するなど、各職場の創意・工夫による取り組みを行うこととする。
3.集会の目的
現業職場における労働安全衛生体制を確立し、労働災害を一掃する取り組みを強化する。
※各職場での業務の実態に合わせ、下記の具体的課題に取り組んでください。
 <具体的課題>
  ①集会実施前に、安全衛生面からの職場点検活動を実施する。
  ②安全衛生委員会の開催を要求し、上記①の点検結果について審議する。
  ③当局責任で、職場全員に対する安全衛生対策の徹底のため諸施策を講じる。
  ④作業前の安全体操の実施
 <職種固有の課題>

※それぞれの職種に固有の課題について、各職場ごとに積極的に設定し、取り組んでください。

4.集会の進め方(例)
  ①労働災害の状況説明
  ②各省庁・基準局長要綱通達の周知徹底と活用
  ③集会実施前における安全衛生面からの職場点検の実施結果報告
  ④「現業事業における安全衛生管理要綱」についての周知徹底
  ⑤安全衛生委員会の開催と活性化について報告
  ⑥年末年始の安全作業の確認

⑦決議文の採択 ※決議文のモデルは参考資料に掲載しています。

5.実施結果の報告

11月14日付発文に添付の「別紙点検表」に記入の上、2014年12月19日(金)までに報告下さい。

6.資料について
 以下の添付ファイルをご活用ください。