10月30日に自治労会館で「2015国民春闘アンケート」学習・検討会を開いた。
学習会では「日本経済の現状と課題-2015春闘によせて」と題して、釧路短期大学・杉本龍紀教授が講演した。
杉本教授は、「アベノミクスの「三本の矢」政策を行ってきたが、景気安定には至っていない。成長戦略の産業競争力強化の政策は行き止まりとなる。企業利益は増大するが、国内投資へとはむかわないので賃金は上がらない。しかし、足を内需に置くことが大事だ。個人消費に力を入れるため実質賃金を取り戻し、個人の取得を上げることが内需につながる。生活を取り戻し、個人の消費率を上げるために、2015春闘で取り組むことが重要だ」と述べた。
今回の学習・検討会をもとに春闘アンケートを最終作成し、調査実施を行います。具体的内容は下記のとおりです。みなさまのご協力をお願いします。
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◇調査名
「道本部2015国民春闘アンケート」
◇調査の目的
2015春闘に対する要求作りをすすめ、職場討議資料として活用するとともに、中央本部や公務員連絡会に十分意見反映せ、春闘強化に資するものとします。
◇調査方法
全単組・全組合員を対象に調査を行い、送付する調査表に組合員が直接記入する方法とします。
◇調査期間
2014年11月25日(火)~12月3日(水)※集約期間中を厳守した集中的な取り組みをお願いいたします。
◇用紙の送付
アンケート調査用紙は11月14日(金)までに、単組・総支部必着で印刷会社から直接送付する予定です。
◇用紙の提出
12月5日(金)までに道本部総合研究室に送付してください。
※その他、詳細については下記発文を参照してください。