HP①北海道平和運動フォーラムは10月21日早朝、白老町の白老港第3商港区で「米陸軍ヘリ等搭載『民間コンテナ船・クリッパーマキリ』の白老港入港緊急抗議集会」を行った。

陸上自衛隊北部方面総監部は、「日米共同訓練」を10月27日~11月7日に北海道大演習場(千歳、恵庭、北広島市)で実施することを公表し、この訓練には陸上自衛隊と米側からは米陸軍第7師団第2-2旅団や第25戦闘航空旅団の約850人と、攻撃ヘリや多用途ヘリなど11機、ストライカー装甲車約20台などが参加する予定となっている。

訓練に参加する米陸軍の攻撃ヘリコプターなどを搭載した民間コンテナ船「クリッパーマキリ」が白老港へ寄港し、通常は陸揚げしたヘリは陸路で演習場まで運ぶものを、同港の荷さばき場で組み立てて演習場まで飛行させるとしたことから、民間港を基地化し、さらには演習場以外でのヘリの飛行は事実上の訓練区域の拡大ともいえることから、「クリッパーマキリ」の入港に際しての抗議集会となった。

HP②集会には日胆平和フォーラムや胆振地本の単組が参加、道平和運動フォーラム・藤盛代表が上記の経過に触れながら「10.21国際反戦デーという日に、こうしたなし崩し的な軍事基地化は許されない」とあいさつ。参加者は「北海道を軍事基地化するな」、「日米安保を改定しろ」などシュプレヒコールを行った。