2014年09月09日（火）

【公共民間】「権利行使」に自信を持とう！＝第20回総会・全道学習会

2014年９月６～７日、札幌市・自治労会館、北海道青年会館で「自治労北海道公共サービス民間労組協議会第20回総会・全道学習会」を開き、19単組28人が参加した。

第20回定期総会では、鷲津議長のあいさつにつづき、2014年度経過報告、2014年度総括（案）、2015年度運動方針（案）、役員体制（案）が提案され、すべて満場の拍手で承認された。

各単組の取り組み報告では13本の発言があり、組合の存在によって賃金・労働条件が守られていることや、組合が非正規労働者の処遇改善に取り組んだ結果が、組織内に不団結の要素をもたらすことにつながってしまって苦慮しているという、単組運営をめぐる悩みについての発言が多く出された。

最後に鷲津議長が「特効薬はないが、組合員と話し合う機会や学習する機会を数多く持っていくというような、地道な活動の積み重ねで克服していこう」とまとめて、団結ガンバローで総会を終了した。

２日目の全道学習会には、16単組28人が参加した。労大出版センター・小川研さんが「団結と法律で保障されている権利でたたかおう」と題し講演した。小川さんは、「私たちはいま、たたかいの分かれ目にいる。どうやってたたかう道、団結する道に進めるように仲間へ話をしていくかが課題。春闘期、相模鉄道のストライキに対して、マスコミは批判的な論陣を張っていたが、利用者からの反発は少なかった。私たちは、労働者・労働組合の権利行使にもっと自信を持とう」と呼びかけた。