公務員連絡会は7月29日、全国から3千人の仲間を結集し、人勧期中央行動を実施した。13時30分から、日比谷大音楽堂で中央集会を開催したほか、霞ヶ関を一周するデモ行進と人事院前での交渉支援行動を行った上で、音楽堂に再結集し、人事院交渉の報告集会を行い、要求実現を求めて最後までたたかい抜く決意を固めあった。
この中央行動を背景として行われた書記長クラス交渉委員との交渉で給与局長は
①勧告は例年とおおむね同様の日程
②官民較差は大手の自動車、電機等を中心にベア回答が行われた一方、業種、企業等によるバラツキも見られ、最終的に較差がどうなるか注目している。一時金も、自動車、電機等を中心に伸びている傾向があるが現在集計を行っている
③給与制度の総合的見直しについては、本年、勧告すべく作業を進めている
などの回答を示すにとどまった。また、職員福祉局長は、非常勤職員について、採用後3月継続勤務した場合、夏季に最大3日の年次休暇を付与することを考えていることを明らかにした。
給与局長との交渉では較差等明らかになっていないことから再度交渉することを確認し、給与制度の総合的見直しについても再交渉時に議論を継続することとなった。
交渉の詳細については20140729交渉の経過をご覧ください。
なお、この交渉をうけ、今後の人勧期の日程については下記のとおりとなっています。
【2014人勧期今後の日程】
①全国統一行動
第四次 8月4日(中央交渉予定)
第五次 8月上旬(人事院勧告日の翌日)
②連合北海道公務労協決起集会・学習会(詳細は各地方本部から発出される文書を参照)
2014人事院勧告期情勢の徹底と課題の全体化をはかるために全道主要都市で国公・地公産別が連携した地域別集会が開催されます。
釧路・根室を除く地域では終了し、のべ約1,400人が参加しています。
釧路・根室地域集会 - 7月31日18:30~釧路市・アクアベール(栄町8-3)
④大型はがき行動の取り組み
7月25日(金)までの取り組みとしていましたが、今月末31日まで最大限の取り組みをお願いいたします。