道本部青年部は9月14~15日、札幌市・自治労会館で「自治労道本部青年部第28回定期総会」を開き、125単組総支部247人(うち女性38人)が参加した。
はじめに、主催者あいさつを行ったあと、山上・道本部委員長、佐々木・中央本部青年部長、小川勝也参議院議員、中村・平和運動フォーラム代表、民主党北海道・道下青年局長など、多くの方々からの来賓あいさつがあった。
その後、経過報告、特別報告(ピースカンパによる平和の旅報告)を行い承認された。引き続き、執行部が議案を提起、質疑・討論を行った。
全体討論では、「接遇研修がないことに不満を持った青年から、青年部で実施してほしいとの声があがったが、討論のなかでは、そもそも当局責任で実施すべきものだとの結論に至り、青年部の独自要求として交渉し、10月の実施を勝ち取った(森町職労)」、「集まって討論する場として、月2回の執行委員会の開催を決定してきた。当初は『面倒くさい』との声が出ていたが、討論を重ねることから要求に繋がり、臨時職員の加配などを勝ち取ることができた。『集まって討論したことで得られた成果』という意識が拡がり、青年部役員に相談してくる仲間も出てきた。まずは集まり討論することが重要(日高町職)」、「地本全体での運動を追求するため、休部単組へのオルグを実施。とある単組では、『青年部の必要性を感じない』という基本組織からの意見が出されたものの、職場の話をすると青年層のメンタルの問題など様々な課題が浮き彫りとなった。また、オルグをきっかけに、夏期交事前ブロック学習会にも繋げてきた(胆振地本)」など、全体で22本の発言が出され、方針が補強された。
瀧口青年部長は、「厳しい情勢でも、仲間と丁寧にむき合うことで、要求の前進や仲間の成長を勝ち取っている単組のたたかいが報告された。あらためて、『仲間の声、職場の事実』にこだわっていくことを全体で確認したい。学習と交流を拡げさらなる組織強化につなげていこう」と答弁を行い、原案どおりの方針を出席代議員全員で承認した。
引き続き、役員選挙を行い、2本の決議文と総会宣言を採択し、瀧口青年部長の団結がんばろうで総会を終えた。
【2014年度 道本部青年部三役】
青年部長 瀧口 和成(日高町職)
副部長 渡邊 克昌(富良野市労連)
副部長 樋口 和志(北斗市職労)
書記長 佐藤 良太(全道庁労連胆振総支部)
なお、青年部では、確定闘争の勝利にむけて当面する闘争方針で確認した「統一要求書行動」「賃金リーフを活用した学習会の開催」「地方波及を阻止する要請書行動」などに最大限取り組む。
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