7月23日、民主党北海道は集団的自衛権の行使を阻止する声を全道に広げるためのキャラバン行動をスタートした。

早朝8時過ぎから道庁北門で行われた出発集会には、降りしきる雨の中、約70人の賛同者が集まり、勝部幹事長のあいさつに耳を傾けた。

DSC_1705勝部幹事長は、”安倍首相のいう集団的自衛権”の問題点について説明、政府が説明した行使のための要件についても「そのほとんどが個別的自衛権や警察権など現行法制で対応が可能」とし、ならばなぜ安倍首相は閣議決定をしたのかについて「今回は『限定的』と言いながらも、時の内閣の判断で解釈をいかようにも広げていける』そういった腹積もりが透けて見える」とし、このような危険性を不安に思う道民・国民を横目に、安倍政権は十分な国民議論と国民理解を尽くしていないことを批判した。

安倍政権は、閣議決定の強行によって支持率を低下させていることから、来年4月の統一自治体選挙以降など、国民批判が沈静化してから「行使容認」に関連する諸法の改正を行う動きを見せている。こうしたことから民主党北海道は、集団的自衛権について関心を薄れさせないよう、この全道キャラバンを通じて憲法解釈変更による集団的自衛権行使容認を許さない世論を高めていく。

全道キャラバンは、8月6日までの15日間で展開し、集団的自衛権の行使容認反対を訴える。キャラバンの行程は下記リンクを参照いただくとともに、各地域段階における詳細な街頭演説などの日程については民主党総支部や連合地協・地区連合からの要請に基づいて積極的な参加をお願いします。

キャラバンの行程表(概要)はコチラ⇒キャラバン日程