道本部臨時・非常勤等職員連絡会議は6月21日、札幌市・自治労会館で「第21回総会兼第30回全道交流集会」を開き、22単組・総支部87人が参加した。

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増田議長

 

総会では、増田議長が「私たちの賃金は均等待遇にはほど遠い。自分たちの身近なところから、一人でも多くの仲間を増やし、要求を実現しよう」とあいさつし、単組報告や発言で補強された方針を全体で確認した。

 

 

 

 

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北海学園大学・川村雅則准教授

交流集会では、第一部として北海学園大学・川村雅則准教授が、「官製ワーキングプア問題に労働組合がどう取り組むか」と題し講演した。

川村准教授は「臨時非常勤の課題は後回しにされているが、重要なことは、みなさん自身が、住民や職場の中で臨時・非常勤等職員の実態を訴えていくことだ」と強調したうえで、「公契約条例制定は自治体による反貧困宣言。自治体首長に公契約条例の制定を求めることは、自分たちの処遇改善にもつながる。ぜひ各地で運動をすすめてほしい」と述べた。

 

 

 

 

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野角裕美さん(本部組織課区大局長)、板橋弘美さん(中標津町労連)、東芳子さん(札幌市労)がパネラーを努めた。

その後、川村准教授をコーディネーターにパネルディスカッションを実施し、職場実態交流や、組織化をすすめるうえでの課題を共有した。

野角局長からは「東京都町田市図書館に勤務する嘱託員の組合結成で職場の雰囲気は良くなった。互いの課題を共有することにより、内側にむいていた不満が当局にむくようになった」と組合を結成し、ともに運動を進めることによるお互いの変化について話があった。最後に川村准教授が、「賃金の理不尽な状態については明日直ぐに変わるものではないが、『等しきものを等しく扱え』という運動をしてかなければならない。いままで非正規をないがしろにしてきたものを、今是正しようとしている。この運動の正しさに確信をもち、運動を拡げすすめよう」とまとめた。

 

 

 

 

20140621臨非総会CIMG2258第二講座では函館カラーサロン・ルーチェ 福田 るみ子さんが「カラーセラピー」について講演した。

福田さんからは「カラーセラピーとは気になる色を選ぶことによって今の心理状態がどういう心理状態なのか、どうしてその色が気になるのかメッセージを投げかけるので自分の心と向き合う作業をしていただきたい。色の効果について生理的効果と心理的効果がある。生理的効果については色を見ただけで副交感神経が働き体が反応をする。例えば赤を見ると興奮をするし、青を見ると気持ちが落ち着き集中力が高まる。食欲に関しても色は関係してくる。個人で好きな色、嫌いな色があると思うがそれぞれには意味がある。好きな色と言うのはその色の意味に対して自分が同調していて、嫌いな色についてはその色の意味に対して反感しているということである。例えばピンクの意味は女性性、甘え、かわいらしい、認められたい、愛されたいという意味がある。こうしたワードと同調したい人はピンクが好きとなるが、こうしたことに抵抗がある人はピンクが嫌いとなる。こうしたように色には心の状態が現れることとなる。色には心の状態が現れるので、今の自分の気持ちを確認することができる。個々人で心の色に違いはあるので、心の色が離れている場合は価値観が違うのでお互いに歩み寄ることが必要。それができるとコミュニケーションはすごく楽になる。色は身近にあるものなので入ってきやすい。色を意味を知り毎日の生活の中で生かしてほしい」と話しがあった。

最後に増田議長が、「一人でも多くの仲間を増やし、私たちが求める安定した雇用と均等待遇を勝ち取れるようがんばっていこう。」と集約した。

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【新役員体制】

議  長 増田 光子(札幌病職労)

副議長  佐藤るみ子(札幌市労)、伊藤 順子(札幌市職連)

事務局長 松本 敦子(札幌市職連)