名寄市職労青年部は、6月10日に学習会を開き、57人(うち病院職場12人、消防協2人)が参加しました。
今回の学習会は、旭川地方協夏期交流集会(参加者30人)、中央大交流集会(参加者2人)にむけた事前学習の位置づけも含め、職場の実態や問題点を全体化することを目的として開きました。
学習会のはじめに、名寄市職労本郷青年部長が、「職場の実態や率直な思いを分散会の中で討論し、職場改善につなげましょう」とあいさつし、その後、10グループに分かれ、分散会を行いました。また、新入組合員には「労働組合とはどういうものなのか」といったテーマで名寄市職労前青年部長を招いて、基礎的な学習を行いました。
分散会では、「良い職場になるためには意思や情報の共有が必要」「正規職員で安定した賃金をもらえると思っていたが、賃金合理化の話を聞くと安心できないと感じた」、病院職場からは「不満を科長に話してもその上の部長に言ってくれない」などの実態や思いが出されました。
分散会後は、本郷青年部長が「情報の共有は大切。自分達が働く名寄市が何をしようとしているか、自ら知ることが重要で、市長の政策についても自分達がいいのか悪いのかをしっかりと考えていくことが必要。職場での不安を上司に言ってもその上に言ってくれないという思いが出ていた。その不安や不満をぶつけ、職場の改善から住民サービスの向上をめざし、青年部として独自要求をしていこう」と集約し、学習会を終えました。
この学習会で出された仲間の不安や不満を地方協夏期交、中央交に持ち込み、たくさんの仲間と話し合うなかから、より良い職場環境をつくっていけるようにしていきたいと思います。