5月24日~25日、札幌市・自治労会館で開かれ、全道から86単組・総支部124人(うち女性17人)が参加した。

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講演する、石川貴久さん(元上川地方本部青年部長・比布町職)

1日目は、基調講演として、石川貴久さん(元地方本部青年部長・比布町職)から「みんなで青年部運動をつくろう」と題し、これまでの役員経験などを話したうえで、「仲間の声や思いを聞くときは本気でぶつかろう。仲間と向き合い、職場から労働運動をつくろう」と訴えかけ、「小さなことでも、一つひとつ積み重ねていけば、職場に根づき青年部運動の最大獲得目標である組織強化につながる。日頃から、仲間との討論を丁寧に実践しよう」と話した。

 

 

20140524青年部長会議DSC_0067その後の分散会討論では「幹事会では、議題が多く、職場実態を議論することが少なくなっていた」「組織強化とは単組によって強化は違うが、強化とは最終的に当局にあらがえる力を持つことではないか」といった声が出された。

 

 

 

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全体討論では、21本の発言で方針が補強された。

2日目の全体討論では、21本の発言があり、福島町職労からは、「青年女性部独自で時間外点検を実施し、一部の課でサービス残業が多く行われていることが判明した。この一

渉にも参加した。その結果、一定の方向性を勝ち取ることができた」との発言があった。厚岸町職からは「組織強化に力を入れて活動してきた。青年部の活動をより多くの人に知ってもらうために月1回の教宣紙の発行を継続して行っている。この結果、部員数を増やすことができた。今後は組合組織としての存在を確立させ、『部員1人ひとりのためとなる青年部運動』をめざして取り組みたい」との発言があった。白糠町職からは、「他単組・総支部の仲間と意見交換する場が増え、自身を見直す機会となり、はじめて職場実態調査アンケートを行った。調査結果を基本組織と共有し、時間外について間違った認識をしている部員がおり、条例等の制度内容を含め、根本的な説明を行った。はじめての取り組みだったが、第一歩を踏みだすことができた」といった報告がされた。人仲間の職場環境を改善することが、全部員の職場環境の改善につながることを話し合い、独自要求として基本組織と一緒に統一要求書を提出し、交

 

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瀧口道本部青年部長

瀧口青年部長は、「多くの単組から仲間の成長や、役員自身の気づき、今後の運動にむけての決意が出された。仲間の意識を変えることは難しいことだが、小さなことでも少しずつ積み重ねれば、それはやがて大きな力となる。理想と現実のギャップを埋めるのが労働運動と講演でも話されていたが、少しでも理想に近づけていけるよう、一歩ずつでも半歩ずつでも、みんなで一緒に青年部運動を発展させよう!」と集約した。

 

最後に「反合理化闘争を強化し、交流集会運動の成功を勝ち取る決議」「青年の大胆な行動から真の平和を断固として守り抜く決議」、の2本の決議を採択した

 

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5月25日(日)、青年部長会議終了後には、札幌駅(南口、北口、西口)で戦争させない全国署名の街頭署名行動を行った。

(街頭署名の記事は5月26日付ホームページ記事参照 → http://www.jichiro-hokkaido.com/member/archives/4140