函館市交通労働組合(角田晃教執行委員長)では、今回で65回目となる電停付近の清掃活動を4月26日(土)に実施しました。
非番組合員17名と市電支援団体である「函館チンチン電車を走らせよう会」6名が参加し、ゴールデ ンウィーク初日ということと五稜郭築造150年を迎えることから観光客の利用が一番多い「五稜郭公園前」電停を出発点とし、市民・観光客に気持ちよく市電に乗車していただけるように、観光客が散策する五稜郭公園まで約1.4キロを2班に分かれて清掃いたしました。
4月は、自治労都市交評が取り組みを進める「安全・安心・信頼の一声運動」期間中ということもあり、参加した組合員は、道行く観光客等へ積極的に挨拶・声掛けし、爽やかな「函館」と「市電」を印象づけていたようです。
また、ゴールデンウィーク期間中の4月29日・5月4日・5日には、観光客が多く宿泊する「湯の川温泉」電停にて、非番の組合員と当局管理職が1日乗車券等の街頭販売ならびに観光案内も実施しました。
この取り組みは、もともと単組が自発的に始めた活動ですが、観光客や一般利用者に好評だったため、労使共催での全体の取り組みとなり現在も継続しております。
利用していただいたお客様から「迷わず、目的地までいける」「初めての函館旅行で不安だったが安心して観光が出来る」など、声をかけていただきました。また、これらの活動は、地元の「函館新聞」にも掲 載され、観光客のみならず、市民の皆様からも高く評価が寄せられております。
北海道新幹線開業が間近に迫り、今後も国際観光都市「はこだて」の顔として函館市電がその一翼を担えるような活動をしてまいります。
電車事業を公営で維持・存続していくためにも、若い力を結集して、「市民に信頼され、愛され、親しまれる市電」を基調に取り組みを推し進めていきたいと考えます。 (函館市交通労働組合)