信頼されニーズに応える公営交通を

都市公共交通評議会が取り組む「一声運動」は利用者・地域住民に信頼され、必要とされる公営交通の確立に必要な組合員の意識改革を目的とし、旧都市交が毎年4月と10月を統一月間に設定しワッペンの着用、ポスター掲示と合わせて取り組んできたもので、18回目を迎えます。

「おはようございます」「ありがとうございます」

かつての「市民」「利用者」という表現から「お客さま」という表現に徹底してこだわり、具体的にはバス・地下鉄・路面電車の駅、乗務部門において、マイクおよび肉声による「お客さま」へのあいさつの徹底など接遇全般の改善、事務部門、整備部門などでも電話や来訪者への親切・丁寧な対応を徹底して取り組んでいます。

これは、公営交通事業があらゆる面で民間事業者との厳しい比較が行われる状況下であっても、確実に利用者との連携がはかれるように意識したもので、各単組はこのキャンペーンと連動させ ①地域・住民との連携をはかるための地域イベントの参加や、②駅・バス停等関連施設の清掃活動など、労使の枠を超えた独自の活動にも取り組んできました。

自治体に求められる交通政策を仲間と共有する一歩に

少子高齢化、過疎化が進み、自治体行政の求められる交通政策が改めて問われています。都市交評の「一声運動」の意義が全国の仲間と共有され、交通政策を自治体政策の中に根付かせる第一歩となることが求められており、道本部現業公企評議会 都市公共交通部会としても札幌交通、函館交通はもちろんのこと、全道の自治体と連携した取り組みに拡大していきたいと考えています。

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一声運動キャンペーンを呼びかける、(右)大西組織部長、(左)高橋特別執行委員

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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キャンペーンのポスターとバッチ