道本部書記評議会は、2013年9月6~7日、網走市・北天の丘あばしり湖で「第43回定期総会」を開き、全道から40人が参加した。

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1日目、主催者あいさつの後、来賓として、開催地である網走地本・森田委員長からあいさつがあった。続いて、大出・道本部書記長が基調提起を兼ねてあいさつした。大出書記長は「参院選の結果は別として、中身はどうだったのか。組合員と対話ができていたか?組合員との信頼関係が気づけていたか総括が必要だ。日常的に組合員と接している書記のみなさんにも今後しっかり総括してほしい。日常的に組合員と信頼関係を築くのが書記の大事な任務。今後、労組つぶしが激化してくる。書記評議会の中からも、書記政策の原案を出してほしい。それをもとに意見交換をしたい」と述べあいさつした。

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大出・道本部書記長

その後、「憲法改正問題について」と題し、高橋英雄・連合網走地協会長が講演し、現憲法と自民党の憲法草案を比較し、自民党が目論んでいる憲法改正の問題点についてわかりやすく解説があった。高橋会長は「自民党は96条改正に焦点をしぼっている。東京オリンピックが決まるまではおとなしくしているだろう。今後、より厳しい状況だが、平和な日本を守るためみなさんと一緒にたたかう」と述べた。

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講演する、高橋英雄・連合網走地協会長

続いて、分散会討論を行った。分散会では「青年部員層の組合離れが深刻」「若い人はメールで動員要請しているのが多くなっているが、直接会って声かけすることが大事」「一人職場のため、いろいろなことを聞かれるので、幅広い知識が必要だ」「書記全体がもう少し危機感を持って運動するべきではないか」といった声が出された。

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分散会では、さまざまな職場の悩みや不満が出された。

2日目は、分散会報告・経過報告(各ブロック・全道庁書記局支部・直属支部から活動報告)、2014年度活動方針について提起し、全体の承認をうけた。続いて、馬場議長が「久しぶりの分散会だったが、多くの仲間の声を聞くことができた。書記政策策定にむけてしっかりと議論していく。今後も職場の課題を集約し、私たちの労働条件や職場改善とあわせて、自治労運動前進のために奮闘しよう」と集約を行い、新役員体制を確認し、馬場新議長の団結ガンバローで終了した。新役員体制は以下のとおり。

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【2014年度道書記評議会役員体制】

議        長   馬場 民江(北見市労連)・釧路ブロック

副  議  長   大渕 広美(芦別市職労)・岩見沢ブロック

事務局長    引地 圭太(直属支部)・道本部

事務局次長 佐々木綾子(全道庁労連医大支部)・全道庁労連

事務局次長 ※道本部直属支部から選出中

幹   事  高橋 悦子(士別市職労)・旭川ブロック

        高橋 なおみ(名寄市職労)・旭川ブロック

        東谷 智子(長万部町職労)・函館ブロック

        佐藤 麻菜(函館市職労)・函館ブロック

        熊谷 じゅん(赤平市職労)・岩見沢ブロック

        平井 ひとみ(遠軽町労連)・釧路ブロック

        ※札幌ブロック選出幹事2人は選出中

※選出中の幹事は、第1回幹事会で確認することとした。