八雲町職労は1月28日、組合員の政治意識の向上と組織強化を目的とし、八雲町庁舎で政治学習会を開きました。
逢坂さんからは、自身のニセコ町職員時代やニセコ町長時代のことを例に上げながら、わたしたちが普段仕事をするうえでどのようなことを意識すべきなのか、という視点で講演がありました。
講演のなかでは「例えばコンビニで100円の水を買おうとして1000円払うと、900円お釣りがくる。それは水の価値が100円であることを、売り手も買い手も了承しているから成り立つものだ。しかし、世の中でそうした原理が成り立たないものもある。それが税金だ」とし、「税金というのはそもそも不公平なもの。それを誰に、どのように使うのかを決めていくのが政治の仕事。そして、税金を直接使いながら業務をしているのが皆さんです」と説明。「自治体職員である以上は政治と無関係ではいられないということとあわせて、みなさんはとても重要で大変な仕事をしているのだという意識を持ってほしい」と熱く語られました。
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学習会終了後、組合員からは「自分が大変な仕事をしているということに改めて気がつかされた」「明日から心を入れ替えて仕事をしていく」などの声があげられているほか、「また学習会を開催してほしい」「もう一度逢坂さんの講演を聞きたい」といった声もあがっており、今後につながる学習会となりました。八雲町職労では今後も各種学習会を開きながら、組織強化をはかっていきます。