2014年1月28日、札幌市緑愛病院会議室で、結成大会を開催しました。
北海道医療生協緑愛病院は、開設当初から職員の賃金・労働条件を定めるために職員協議会を結成してこの間の労使交渉を行っていましたが、近年、経営状況の悪化や新病院開設という非常に大きな課題が惹起してきている状況にあります。そのような中で、賃金・労働条件のみならず新病院建設にむけての意見反映や今後の職場環境を考えた場合、「労働組合法が適用され、これまでの職員協議会に実効性を持たせることが可能となる労働組合が必要」との判断から、職員総数の85%・約100人が加盟する北海道医療生協職員労働組合を結成し、あわせて自治労に加盟することも決定しました。
結成大会では、執行委員長に選出された山崎委員長が「経営状況の悪化や新病院建設により、賃金・労働条件の改悪が想定される。また、病院経営についても意見反映をしていく必要があり、協議会から一歩踏み込んで労働組合を結成していくこととなった。また、自治労は病院職場の労働組合による評議会を構成し、民間病院の労働組合とともに北海道医療にも参加し、北海道へ医療政策提言等も行っている。これらを踏まえ、組合を設立することとなった。執行部もその先頭に立って活動していくが、組合員全体の協力をお願いしたい」と組合員に訴えるとともに決意表明しました。
民間の病院職場の自治労加盟は道本部としては初めてのこととなります。道本部としても引き続き、関わりを持ち運動を作っていく決意ですし、自治体病院職場をはじめ、全道の自治労の仲間のご協力をいただき、支えていただければと思います。