名護市辺野古沖の米軍新基地建設を争点とした沖縄県の名護市長選挙は、1月19日に投開票され、建設反対派である現職の稲嶺氏が、建設推進派の前沖縄県議・末松候補を破って再選を果たしました。勝利した稲嶺氏は同日夜、「辺野古移設は白紙にし、県外・国外に戻す。辺野古埋め立てが前提の協議や申請はすべてお断りする」と述べました。
しかし政府はこの結果を受けてもなお「普天間基地の辺野古移設を粛々と進める」とし、沖縄防衛局は21日、名護市辺野古沿岸部の埋め立て工事に関連する入札公告を実施して普天間の移設作業に着手しました。また、昨年末に仲井眞沖縄県知事は、政府申請の辺野古沖公有水面埋め立てを承認しましたが、この承認自体が知事の公約違反にほかなりません。
名護市長選挙であらためて示された民意に反し、選挙結果にかかわらず移設を進める政府の姿勢は、この間の沖縄の歴史をかえりみない行為であり、決して許されるものではありません。
つきましては、埋め立て承認の撤回を求めて以下のとおり要請打電を行います。短期間の取り組みとはなりますが、重要な局面であることをご理解いただき、各単組・総支部における積極的な取り組みをお願いします。
名護市辺野古沖の米軍新基地建設計画の撤回を求める要請打電
1.取り組み単位 各地方本部、単組・総支部
女性部、青年部、評議会など、可能な限り多数の打電をお願いします。
2.取り組み期間 2014年1月31日(金)まで
3.打電方法 郵送(レタックス・電報含む)、FAXまたはEメール
※FAXおよびメールでの送信の場合は、十分に注意願います。
4.打電先
(1)沖縄県知事に対する要請打電
(2)内閣府に対する要請打電
取り組みの詳細 発信文書はこちらを参照願います↓