公務員連絡会は、16日13時30分から東京都・ニッショーホールで、2017春季要求の実現をめざして中央行動を実施した。
中央集会では、冒頭、主催者を代表して石原議長が「東日本大震災から6年が経過した今も12万人もの方が避難生活を余儀なくされており、復興・再生には引き続き多くの時間を要する。公務員労働者は、様々な大災害や新たな行政需要への対応なども求められる中、定員不足による厳しい状況下で、それぞれの職務に取り組んでいる。良質な公共サービスを確実に提供していくためには、従事するものの士気を確保する継続的な賃上げによる処遇の改善が何よりも重要だ。私たちのたたかいは、春闘期、人勧期、給与決定期と長い取り組みになるが、公務員連絡会一丸となって積極的に取り組んでいこう」と強く訴えた。 中央集会には、全国の仲間約500人が結集し、公務員労働者の賃金引上げ実現にむけ連合の取り組みに結集するとともに、非常勤職員の雇用と処遇の抜本的改善、超勤縮減、ワーク・ライフ・バランスの実現、定年延長などをめざし、24日の回答指定日にむけたたかう決意を固めた。
また、中央集会終了後は、14:30から実施されている、書記長クラスと人事院職員福祉局長および給与局長との交渉支援のため、人事院に会場を移動し「公務員賃金の引上げ」「格差是正」「長時間労働の是正」「非常勤職員の処遇改善」などとシュプレヒコールをあげながら交渉支援行動を行っている。交渉支援行動は交渉終了予定の16:00まで継続される。