8月24~25日、大阪府・大阪国際会議場で自治労「女性部第58回定期総会」が開かれ、全体で約240人が参加し、北海道からは、戸村女性部長、原副部長(洞爺湖町労連)、小原書記長(全道庁本部)、佐藤さん(名寄市職労)、式見さん(釧路市役所ユニオン)、玉田さん(室蘭市職労)、傍聴は9人が参加した。
1日目は、はじめに松澤女性部長、澤田副委員長のあいさつの後、開催県本部である大阪府本部の山口副委員長があいさつした。その後、2013年度活動の経過報告、経過に対する質疑討論、2013年度活動の総括(案)、2014~2015年度活動方針(案)、2014年度当面の闘争方針(案)の提起後、質疑討論で1日目を終了した。
2日目は、あいはらくみこ参議院議員があいさつした。あいはらさんは、「先の参議院選挙では、みなさんのおかげで議席を守ることができた。本当にありがとうございました。ただ、非常に厳しい選挙戦だった。投票率の低さからみても、民主党にも責任がないとは思っていない。今後3年間は選挙がないといわれているが、働くもの、生活者の目線になっていない厳しい状況が待ち受けている。未組織労働者が多いなかで自治労という組織に所属している組合員のみなさんが先頭でがんばらなければならない」と感謝と決意を述べた。
引き続き、質疑討論が行われた。沖縄県本部からは普天間基地など反基地闘争などを継続して取り組むといった決意や、各県本部から、職場の合理化による時間外勤務の恒常化など厳しいなかで独自要求など女性が主体的に取り組むことの意義、基本組織における男女平等の取り組みの必要性、憲法改悪を許さない取り組みの強化など、2日間で合計37県本部1社保労、38人の発言と2本(香川県本部、宮城県本部)の総括討論で方針が補強された。
北海道本部からは、権利実態調査をもとにして権利拡大できた単組があったこと、女性セミナーによる人材育成への取り組み、参議院選挙闘争、北海道出身の「あいはらくみこ」再選にむけての取り組みのお礼の発言をした。
役員選挙では、松澤部長(長野県本部)、小柳副部長(新潟県本部)が再任された。その後、議案採決、決議文、総会宣言を採択し、松澤女性部長の団結ガンバローで終了した。